■ 社員の成長のため、会社の発展のため
会社の経営理念、経営目標を達成するためには、行動力にあふれる社員の育成と各人の能力向上が必要不可欠です。社員の成長、会社の発展のため、入社後すぐに行う新入社員研修に始まり、各年代の階層研修、専門技術研修、語学研修などを積極的に推進し、人材育成に力を入れています。
■ 新入社員研修
入社直後の4月から始め、最初1か月間で社会人としての基礎をしっかり身につける導入研修から、会社の規程規則や組織、仕事など細かく学んでいきます。その後、日精スクールにおいて射出成形機、射出成形技術の基礎を学びます。2ヶ月目からは製造現場ほかで実習を行います。製造現場実習では、機械の組み立て、検査等の実作業を通して成形機について部品単位で詳しく理解することができるようになります。3ヶ月目からは職務適性を確認するための仮配属研修を希望職場で実施します。3ヶ月ごと振り返りながら適性を確認し、さまざまな職場を回ることができるのでこの期間で身につけた内容がその後の業務の基礎として活躍していくことができるようになります。
■ フォローアップ研修
入社から半年および1年が経過した社員を対象に実施します。節目となるタイミングで、入社後の業務を振り返るとともに今後の目標や課題を再度、認識し直します。配属以来、部署の異なる同期入社メンバと一緒に研修を受けることも、その後の成長に良い刺激となっています。フォローアップ研修後は、入社時に抱いていた思いが再び胸に熱く灯り、より一層業務に励むことができます。
■ 階層別研修
人事制度における各等級ごとの社員へ定期的な集合研修を行っています。日頃、各職場で活躍する社員にとって、社長をはじめとする役員や部長といった異なる職場の役職者から、会社の事業展開や貴重な情報を得られる場となっています。また仕事上では接点のない社員同士、有益な情報を交換できる場でもあります。将来の会社を担う有望な人材として、社員一人ひとりが自分のこれからの目標を「アクションプラン」として宣言し、研修後は各職場にてそのプラン達成に向け切磋琢磨しています。
■ 管理職研修
経営者と共に会社を直接動かしていくマネージャとして、意識の統一を図り、管理能力の引上げを図るための研修を行っています。毎回、異なるテーマに基づき、ワーキンググループをつくり、討議を重ねていきます。そして、経営者を前に、グループごとの提案発表を行い、マネージャとしての資質向上を図っています。
■ 専門技術研修
社内の集合研修だけでなく、社外の専門機関が行う研修会やセミナー等へも積極的に参加し、専門的な知識や最新の技術動向を学ぶことができます。こうして身につけた専門技術を用い仕事で活躍するだけでなく、社内講師となり専門技術の社内普及を行っています。
■ 通信教育
自己啓発として何百とある講座コースの中から自分が学びたい講座を選択し、自己啓発に役立てることが出来ます。研修を受講して実践的な技術を学ぶだけでなく、こうした通信教育を利用して知識体系も学び、バランス良く人材育成を図っています。
■ 語学スクール（英語／中国語／イタリア語）
ビジネスのグローバル化に伴い、言語スキルとして語学力の重要性がますます高まっています。そこで私たち日精樹脂工業(株)では、社内語学スクールとして英語および中国語のコースを開講しています。外部より招いた講師を務めますので、グローバルな活躍を目指す社員にとって、この語学スクールが非常に心強い存在となっています。
（掲載写真は階層別研修のグループ討議の様子）