■ 経営理念
世界の日精プラスチックをとおして人間社会を豊かにする
私たち日精樹脂工業は創業以来、射出成形機の専業メーカーとして、常にお客様の立場に立った商品開発を手掛けるとともに、お客様と共に長年培ってきた成形技術の集積を総合的に提供することに努めてまいりました。それは私たちの会社は成形加工業から始まったこと、これによりお客様は成形業界の同志として、成形で苦労しているお客様へは心から共感でき、少しでも早く成形不良の解決策につながる技術を提供したいという強い情熱を抱いています。成形現場を着眼点にしてお客様のニーズを先取りし、高付加価値、高品質の商品ならびに充実したサービスを提供することにより、豊かな社会の実現に貢献することが日精樹脂工業の経営理念であり、他の成形機メーカーにはない最大の強みとしており、私たちの会社がこれからも変わらず未来へ繋いでいくものとなります。
■ グローバル販売拠点の拡大当社は1960年に第1号となる成形機をアメリカへ輸出したことでグローバル化への第一歩を踏み出しました。その後は世界各地へ成形機を輸出し、販売した成形機のアフターフォローのため駐在員が赴き、それを足掛かりにして現地販売子会社を設立することで、世界各地のお客様へ手厚い販売サービス網を着実に整えてきました。現在、日精樹脂工業は日本を代表する成形機メーカーとして世界的にもブランド認知されるまでになり、その安定した品質・高い技術力でお客様の期待に応え信頼を積み上げてきました。世界各地で勤務する従業員は、多彩な成形機ラインナップから最適な成形機をお客様へ提供すべく、現在も日夜、世界を舞台にお客様の期待に応えるべく駆け回っています。振り返れば1947年、私たち日精樹脂工業は創業し、長野県から日本全国へ展開しました。成形機を世界へ送り出した1960年、私たち日精樹脂工業は事業を世界へ広げました。そして現在、私たち日精樹脂工業の歩むスピードは加速を続けており、世界中の人々を豊かにする経営理念の具現化に邁進しています。
［グローバル販売サービス拠点］主な歩み
1960年、輸出第１号機アメリカへ輸出
1965年、台湾に駐在所設置
1970年、シンガポールに駐在所設置
1971年、タイに駐在所設置
1972年、インドネシアに駐在所設置
1973年、マレーシアに駐在所設置
1975年、フィリピンに駐在所設置
1987年、ソウルに連絡事務所開設
1992年、メキシコに駐在員事務所開設
1993年、上海に事務所開設
1995年、インドネシアに駐在員事務所開設
2004年、ベトナムに駐在員事務所を開設
2009年、インドに駐在員事務所を開設
2018年、スロバキアに販売子会社を設立
■ グローバル生産体制の確立
当社は2009年、初の海外生産工場を中国太倉市に設立したことで「真」のグローバル企業へ向け変革の第一歩を歩み出しました。当時の世界は暗雲立ち込める混沌の時を迎えており、2008年9月にアメリカでリーマン・ショックが発生、金融不安から世界経済全体が大きくダメージを受け、まだ回復もままならず世の中が混迷を極める中、当社は未来へ向けた攻めの姿勢を崩さず「真」のグローバル企業を目指し大きく舵を切りました。グローバル生産戦略はダイナミックかつスピード感を持って進められ、2012年にタイ工場を新たに設立、2014年には中国太倉工場を拡大、2016年にアメリカ・テキサス工場を新たに設立と、2009年から僅か7年足らずで主要販売先の北米・アジア方面へ確実な成形機供給を実現させる生産工場を開設したことは、世に大きなインパクトを与えました。さらに当社は世界有数のグローバル成形機メーカーとして安定した地位確立に向け、2020年にイタリア成形機メーカーNEGRI BOSSI S.P.A.を子会社化、ヨーロッパ市場で拡大を図るとともに、それまで当社には無い7000トン級もの超大型成形機を新たにラインナップに加えることができ、今まさに「真」のグローバル企業として世界を舞台に大きく飛躍する時を迎えています。
［グローバル生産体制］主な歩み
2009年、中国に生産子会社を設立（太倉工場）
2012年、タイに生産子会社を設立（タイ工場）
2014年、太倉工場拡張のため新工場が竣工
2016年、アメリカに生産子会社を設立（テキサス工場）
2019年、太倉工場を拡張
2020年、イタリア成形機メーカーNEGRI BOSSI S.P.A.を子会社化
2021年、アメリカの販売会社と生産会社を合併し体制強化
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