当社のハイブリッド式成形機が
プラスチック成形加工学会の「青木固」技術賞を受賞
日精樹脂工業株式会社のXポンプ搭載のハイブリッド式射出成形機が「回転数制御油圧式射出成形機」として、社団法人プラスチック成形加工学会「第18回(平成19年度)青木固技術賞」に選ばれ、その表彰式が6月4日(水)に東京のタワーホール船堀(江戸川区船堀)で行われました。
日精樹脂工業は、環境負荷低減への対応として、究極の省エネルギー化を実現するため、サーボモータ駆動技術と油圧駆動技術を組み合わせたハイブリッド化による新たな駆動モータのXポンプシステムを2004年秋から開発に着手、翌2005年9月にこのXポンプシステム搭載のハイブリッド式射出成形機として「PNXシリーズ」を発売しました。
Xポンプシステムは、サーボモータにより2容量型油圧ポンプの回転数を制御して、吐出流量や圧力をコントロールするシステムです。これにより、アキュームレータや特殊部品を用いることなく、低速から高速、低圧から高圧まで高応答に制御できるほか、電力消費量は、当社油圧機と比較して約55%削減(ヒーター電力除く)でき、しかも、電気式成形機と同等の画期的な省エネ効果を実現しました。
今回の受賞は、このような広域な成形性、省エネルギー効率、環境への安全性、経済性などの工業的寄与が評価されたものです。
今回の受賞に関して、日精の依田社長は、『本受賞は、省エネルギーのみならず、射出成形技術の側面からも成形加工学会より高い評価を頂き、大きな喜びを感じております。今後も、成形の本質である樹脂溶融基準を追究した射出成形機を開発していきたいと考えております。』と感想を述べています。
「青木固」技術賞は、プラスチック成形加工技術の進歩に貢献した技術内容を広く内外に周知すること、将来のより深い進歩を促すことを狙いに1990年に創設され、プラスチック成形加工分野の技術として、独創的かつ優れた技術を表彰の対象としています。
ちなみに、当社として、「青木固」技術賞の受賞は、第2回(1991年)の「小型精密成形品の統合生産FP総合システム」、第4回(1993年)の「油圧式デジタルサーボ制御による高速充填射出成形機の開発」に次いで、今回が3度目です。
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