日精樹脂工業株式会社 採用サイト

私たち日精樹脂工業の採用サイトへようこそ!!

このサイトでは、夢の実現や目標に向かって歩み出そうとする学生の皆様のほか、これまでのキャリアを活かして新たなステージで挑戦しようとする経験者の方など、当社へ興味を寄せていただいた全ての方に対し、ぜひ知っていただきたい私たち日精樹脂工業の魅力を掲載しています。興味の尽くす限り、掲載内容を隅々まで、しっかりとご覧いただけると幸いです。応募前の会社説明や見学など、ご要望やご質問も随時お受けしていますので、ご連絡お待ちしております。

人事部(採用担当)jinji@nisseijushi.co.jp TEL0268-81-1005(平日9時~17時) 経験者専用エントリーはこちら

私たちは「世界の日精 人間社会を豊かにする」を経営理念とし、時代に応じ豊かさの姿は変化しつつも人間社会を広く捉え「実現に向け自分たちに何が出来るか」答えを探し続けており、世界を舞台に活躍したい方、新たな価値を生み出したい方など、経営理念の実現に向けアプローチの仕方は人それぞれ多種多様であるべきものとして、当社の経営理念に共感し賛同いただける方なら、どなたでもご応募をお待ちしています。また学生の皆様には将来の『仕事』について、どのような姿勢で取り組めば今後の人生を充実させられるか、じっくりと一度、考えてみて欲しいと思います。仕事は漢字の意味で言うなら「仕える事=指示を受ける事」と読めてしまい、受け身の意味になりますが私たちの仕事は異なります。経営理念の実現に向け、確固たる志を持ち仕事に取り組んでおり、言わば『志事(しごと)』に励んでいます。高い理念の実現を目指す志が仕事の原動力であり、これから入社する新しい仲間と一緒に「豊かな人間社会」の実現に向け、世界を駆け巡りたいと願っています。

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Inclusive Growth


成長の恩恵を誰もが共有できる社会を目指すことが持続的な成長に繋がる。

私たち日精樹脂工業は、自然環境への対応はもちろんのこと、ものづくりの現場の底上げ・高度化、そして工場環境の在り方も含めて、プラスチックの新しい価値を提案しています

Sustainable growth can be attained by creating a society that benefits everyone. We have been maiking ongoing efforts to protect environment, raising the bar for production with advanced technologies, and improving factory environments to discover new values for plastics.

特長1. 私たちは、専業メーカーとして「狭く、深く、そして広く」培った成形技術により新たな価値を創出しています!

当社は射出成形という「狭い」分野で、その専門技術を「深く」追求し、その技術を「広く」応用して裾野を広げることをモットーに、専業メーカーならではの常に独創的な視点から技術開発を行っています。今や世界のトップ水準にある日本のプラスチック成形技術の中でも常に業界をリードし、NISSEIブランドの射出成形機は80を超える国々や地域で今日も活躍しています。

特長2. 私たちは、常に新しいことに挑戦し続けています!

当社は創業以来、プラスチック射出成形機という狭い分野において当社の原点である「成形現場」の姿を成形機づくりに反映させ、深く技術を追求し、その技術を広く応用するという創業者の想いを忘れずにモノづくりに取り組んできました。現在もグローバル市場において創業者の想いを忘れずに技術開発に取り組んでおり、これからも常に挑戦する姿勢は変わることがありません。

特長3. 私たちは、「環境対応技術のビジネス化」によりさらなる成長を目指します!

気候変動の影響や脱炭素化の流れ、省エネ・環境負荷低減、エネルギー多様化への対応など、プラスチックがこの先も人々の暮らしを支える素材であり続けるためには、廃プラスチックや海洋汚染など、環境と社会のサステナビリティを阻害する問題に対し、当社は真摯に向き合い、長年の事業活動の中で蓄積した高度な技術と知見を活かし、日本と世界における経済社会の持続的な発展に貢献しています。

 

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経営理念 ”世界の日精 プラスチックをとおして人間社会を豊かにする”


当社は創業以来、「世界の日精 プラスチックをとおして人間社会を豊かにする」を経営理念とし、プラスチック技術の優れた成果をすべての国々にお届けしたいと射出成形機や成形技術の研究開発に努めています。世界の国々、地域の産業に役立つ技術を広めることによって、世界の人々の豊かさに貢献できるものと考えています。


 

創業のDNAを継承し、人々の豊かな暮らしに貢献する

当社は、1947年の創業以来、卓越した射出成形技術を基盤に世界の工業社会の発展を牽引してきました。1970年代の初頭より、海外拠点の整備・拡充にも取り組み、現在では、米国、イタリア、中国、タイに製造拠点を配し、世界21ヵ国に販売・サービス拠点を擁する業界屈指のグローバル企業として成長を続けています。当社グループの75年の歴史は、プラスチックの可能性を追い求めながら、優れた射出成形機の開発と安定供給に専心した「革新と創造」の軌跡でした。そして、革新と創造は創業から今日まで連綿と受け継がれてきた当社のDNAそのものです。当社の創業者である青木固は、第二次世界大戦後の混乱が続く1946年に旧満州から復員すると、プラスチックという新素材の可能性に着目し、樹脂製品の成形加工業を開始しました。そのとき、青木固の胸中にあったのは、プラスチック成形機の開発により日本社会の復興に寄与したい、人々のより豊かな暮らしの実現に貢献したいという熱い想いでした。創業者の志は当社のDNAとして脈々と受け継がれ、グループ社員の日々の職務を律する行動指針として今日も生き続けています。

 

“今”を生きる私たちに課せられた仕事とは

戦後の日本で創業者が想い描いた豊かな社会は、モノが行き渡った現在の暮らしの中で実現されました。”今を生きる私たちに課せられた仕事とは何だろう”。この豊かな生活に感謝しつつ、環境問題から垣間見える「安価で便利な快適な社会」から「真に豊かで慈しみに満ちた社会」に向け、私たちが社会に提供できるモノ作りとは何かを皆で考え、実現していきます。

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1913年に長野県坂城町で生まれ、1934年に満州へ渡航。ハルビンで従業員50名を抱えるエンジンの修理工場を経営するも敗戦により帰国。帰国後は、東京のヤミ市で、アクリル樹脂で出来た飛行機の風防と運命的な出会いを果たす。その時の出会いについて青木固は「手に取ると実に透明で、軽く、滑らかで、冷やかさもない。全く素晴らしい感触が私の背筋をゾクゾクっとしびれさせた」と回想している。このアクリル樹脂との出会いにより1947年に故郷の坂城町で鶏小屋を間借りしてプラスチック成形加工業を営む。成形加工に用いる射出成形機を自ら開発、改良を加えながら加工メーカーを営んでいたが、使い勝手の良さが評判となり、射出成形機を外販へ。1957年に株式会社を設立し、射出成形機メーカーに転身。プラスチック製品やプラスチック加工法、射出成形機やブロー成形機の構造・機構等に関する数々の発明を行い、生涯で932件の特許を取得。日本プラスチック機械工業会の設立(1975年)にも尽力、初代会長となる。プラスチック業界への継続的な献身とその業績が評価され、2011年に米国プラスチック業界団体SPI(Spciety of the Plastic Industry)が創設した「プラスチック殿堂」に日本人で初めて名を刻んだ。


サステナビリティへの貢献


2015年の国連総会で持続可能な開発目標(SDGs)が採択されて以降、様々な社会課題への対応が民間企業にも強く求められるようになってきました。当社が軸足を置く射出成形機業界でも、海洋プラスチック問題の解決やCO2の削減が喫緊の経営テーマとして浮上しています。こうした状況を踏まえ、当社では自社の生産活動における環境負荷の低減と省エネルギーに努めると同時に、製品を通じた環境保全に積極的に取り組んでいます。環境配慮型製品の展開については、早くから植物由来ポリ乳酸(PLA)の有用性に注目し、その射出成形技術を磨いてきました。ただし旧来のプラスチックがすべて環境素材に置き換わるとは考えていません。プラスチックは軽量、高強度、腐食に強いといった優れた特性を有し、EV(電気自動車)や医薬品などの進化には不可欠な素材であり、環境素材との完全な置き換えには時間を要するため、当面は今後も利用を続くと見込んでいます。当社ではプラスチックが持つポテンシャルの追求と天然由来素材への対応を両立させ、温室効果ガスを抑制したり、プラスチック製品廃棄による排出問題にも取り組みを進めています。


 

環境対応素材 PLA(ポリ乳酸)とは?

化石資源に頼らない植物由来のプラスチック(バイオマスプラスチック)のひとつで、トウモロコシやサトウキビなどからデンプンを抽出し、これを発酵させて乳酸を作り、この乳酸を重合(結合)させることでポリ乳酸が出来上がります。ポリ乳酸には生分解性があり、微生物によって最終的に二酸化炭素と水のみに分解され、大気中に放出された二酸化炭素は植物に吸収されて原材料となるデンプンを光合成することから、「カーボンニュートラル」の素材として注目を集めています。欧州バイオプラスチック協会によると、2022年のPLA生産能力は2017年比で50%増と予測されており、日精樹脂工業が長年開発した技術により、PLA素材による従来は成形不可と言われた薄肉成形など、次々と製品化を実現させています。

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持続的に発展する企業グループを目指して


私たちは今、時代の大きな転換点に立っています。ロシアのウクライナ侵攻に伴う国際秩序の再編やサプライチェーンの混乱、原油・原材料価格の高騰といった、様々な問題が経済社会の行方に影を落としています。国内でも急激な円安の進行や半導体不足の長期化など、企業業績を左右する深刻な事象が生起しています。新型コロナウイルスが急に感染を広げ人々の生活が見直しを迫られたように、ニューノーマルの浸透やDXの進展といったトレンドが企業と社会の在り方を根底から変えようとしています。当社が持続的な発展を実現していくためには、こうした外部環境の変化に的確に対応しつつ、事業の拡大と経営体制の強化を並行的に進めていくことが欠かせません。当社では技術力、人材力、グローバル展開力という3つの強みに更に磨きをかけるとともに、DXによるサービス/メンテナンス体制の変革を通じて顧客満足度の向上を図り同時に、コンプライアンスとガバナンスのグローバル対応を推進し、強靱な経営基盤を有する<真のグローバル企業>を目指しています。


 

2世界拠点


グローバル事業運営体制の強化


当社は2020年1月、大型射出成形機に強みを持つイタリアのネグリ・ボッシ社を連結子会社化し、これにより日本、米国、欧州、中国、東南アジア(タイ)の世界5極生産体制を確立しました。ネグリ・ボッシ社を子会社化したことで、当社グループの欧州向け販売は、買収前の30倍まで拡大しています。今後この5極の連携を基盤にして、グローバルな調達、製品供給、品質保証、操業サポートの体制強化に力を注いでいく方針です。グローバル販売については、米国および欧州向けハイエンド製品の展開を加速するとともに、年間所得が3,000ドル以下のBOP(Base of the Economic Pyramid、低所得貧困)層の多い国々に対しても、プラスチック産業の振興に寄与する機械を提供し、その国の経済発展と生活水準の向上をサポートしていくため取り組みを強化しています。


 

日精樹脂工業の世界5極生産体制とは?

中国、タイ、米国(テキサス)、イタリアに海外生産拠点を擁し、日本を含む世界5極体制で生産活動を行っています。2009年に中国江蘇省の太倉市に初の海外生産拠点を開設して以降、2013年にタイ、2018年に米国と順次生産拠点を拡大してきました。2020年1月には、欧州で幅広く事業を展開する射出成形機メーカーNEGRI BOSSI S.P.A.(ネグリ・ボッシ社)を連結子会社化し、同社のイタリア工場を併せて世界5極生産体制を確立しました。各拠点はそれぞれ異なる市場環境に応じて独自の生産戦略を遂行する一方、中国工場で製造した部品や半完成品を他の拠点に供給するなど、緊密な協働関係を構築しています。

5極生産体制


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当社は豊かな人間社会の実現に向け、現在の便利な生活を支える多種多様なプラスチック製品を生み出す射出成形機の開発を通じ、産業界を支えています。射出成形機の開発・製造・販売・アフターサービスまで一貫し全て自社で手掛ける専業メーカーである当社には、様々な仕事があり、学生の皆様が希望する仕事についても当社ならきっと実現できると考えています。ここで紹介している仕事は概略ですが、同じ仕事をする部署にも、入社して数年の若手社員から5~10年の中堅社員、10年超のベテラン社員までおり、それぞれ役割を担うことで日精樹脂工業としてお客様に信頼をお届けする仕事に繋がっています。


 

技術の仕事


技術部門では、最新性能を搭載した機構開発やダウンサイジングなどお客様のニーズを反映させた成形機開発、次世代の技術を生み出す研究開発など、当社は創業から独自に技術を発展させ、飽くなき探求心で歩み続けてきた専業メーカーだからこそ、実現できる高い技術力を誇ります。大手の系列に属さず、独立メーカーだからこそ、自分たちの創意工夫を形にでき、チャレンジングな姿勢で成形機の技術を脈々と高め広げ続けられる魅力ある仕事が技術部門にあります。

機械設計 機械設計がメインとなり、3DCADを用い射出成形機の設計はもちろん、プラスチック成形に欠かせない樹脂を溶融させる可塑化装置など、お客様の要望に応える改造など、機械に関わる設計を手掛ける仕事です。
制御(ソフト・電気・油圧) 精密機械でもある射出成形機に欠かせない仕事となり、ソフト制御では開発したプログラムを組み込み、WEBアプリ開発も行います。また電気や油圧による制御では回路図設計がメインとなる仕事です。
研究開発 ダウンサイジングなどエネルギー効率の追求、 IoTやAIなど最新IT技術の導入、次世代の射出成形機開発、新素材対応など基礎研究や応用研究

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技術20代の若手男性社員(担当する仕事と1日の様子)
P1140296トリミング後201
7:45 自宅を出発
8:00 会社へ到着
8:20 始業、朝礼
8:30 メール確認
9:00 設計業務
12:00 食堂で昼食
12:40 メール確認
13:00 PJ打合せ
14:00 設計業務
15:10 レビュー
15:45 設計業務
17:00 業務報告
17:20 終業
18:45 残業後帰宅

担当する設計の仕事について

製品カタログへ掲載する射出成形機の開発をメインで行います。現在は油圧と電気モーター両方で駆動するハイブリット射出成形機のモデルチェンジ業務に携わり、3次元CADで行っています。私が担当している業務内容は、製造に関わる様々な部署から、成形機組立の作業性向上や、コストダウンを目的に、部品形状や部品表の構成へ寄せられる変更要望の中から、検討により対応が決まった部品設計や図面作成を行っています。

日精樹脂工業へ入社した理由

私の地元である坂城町に本社があり、小さい頃から社名を知っていたことの影響が大きいですが、就活で日精樹脂工業を調べていくうちに、生分解性プラスチック(ポリ乳酸)成形技術など、環境問題の解決に向け世界で必要とされる技術を開発しており、環境技術を世界的にリードしている実績と、今後の発展が期待できる技術開発が盛んに行われていることが決め手でした。

今後の目標

射出成形機そのものや設計に必要な知識などはまだまだ不足していると感じており、将来は次世代の射出成形機の開発に携われたらと考えています。そのためにも日々の業務を通じて射出成形機についての理解を深め、環境対応など時代のニーズを捉えながら経験と知識を積み重ねていきたいです。

就活中の学生へ送るメッセージ

「働きたい場所」や「企業の業種」など、就活で応募する企業はターゲットを絞り優先順位をつけてみると、無駄に企業研究をしなくて済み時間を有効に活用でき、自分に合う企業は本当はどの企業なのかが、しっかりと見えてくると思います。

営業の仕事


営業部門では、
グローバル市場への積極的展開による営業強化をミッションとしており、営業力の強化と新たなビジネスモデルの創出により売上増大を図っています。当社はお客様の課題解決型企業であり続けるために、お客様に満足いただける提案型営業を行うとともに、ボーダレス化、IoT化に呼応し、グローバル市場への積極的な展開を図っています。持続可能な開発目標(SDGs)、成形の理(ことわり)を具現化していくことが、常にお客様と共に歩む営業マンの目指す道です
営業
(国内・海外)
お客様を訪問し、要望を伺い、最適な提案をしていく仕事です。「生産効率をアップしたい」「ITで管理したい」など様々な希望に当社が誇る成形現場の視点で最適なソリューションを提供しており、提案営業のため全国のお客様の近くへ拠点を配置し、また海外でも各国へ拠点を置き、お客様のニーズに最適な成形機を販売しています。
営業支援 産業界広く市場を調査し、ニーズを捉え、製品販売を企画します。販売促進のキャンペーンも企画し、様々な販売を管理する業務を行います。
国際営業 海外拠点のない国へ直接営業を行う他、日本から成形機を出荷する際はコンテナ船で運ぶため貿易手続きなど海外との売買契約、安全保障貿易など法令順守による管理をしています。
テクニカル営業 テクニカルセンターにて成形機の見極め試験や金型・材料テストの実施、成形を取り巻く諸問題の解決など、永年の経験
と実績から最適な情報を有効に提供し、お客様との技術交流を行っています。
機械サービス 射出成形機のトラブルを未然に防ぎ、生産効率を上げるビフォアサービスと、お客様の期待に応えられるよう迅速なアフターサービスを心掛け、常にお客様視点でのサービス活動を行う仕事です。

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営業20代の若手男性社員(担当する仕事と1日の様子)
P1140291トリミング後200
8:00 会社寮を出発
8:30 営業所到着
8:45 始業、朝礼
8:30 メール電話
9:30 営業所出発
10:30 お客様訪問
12:00 ランチ
13:30 お客様訪問
16:00 営業所戻り
16:30 メール電話
17:30 見積作成
18:45 業務報告
19:00 終業、帰宅

営業という仕事の特長

お客様を訪問し要望を伺い、当社製品を提案することが営業の仕事の基本です。プラスチック成形のお客様が生産する上で諸々と課題を抱えていて、まずは定期訪問しながら人間関係を構築していくところから営業の仕事はスタートします。お客様と顔をあわせ話をしているうちに次第に打ち解けるようになり、お客様から「生産効率向上に良い方法はないか?」等の相談を寄せてもらうことができれば、当社の製品や技術力で可能な解決方法の中から、お客様が求める性能や価格、納期などを総合的に検討しベストな提案をしていくことが営業の腕の見せ所です。自分一人でなく、営業支援部門や技術部門など社内の協力を得ながら提案をまとめていきます。

営業として人間社会を豊かにする

訪問したお客様から「長年にわたり生計を立てて来られたのは、日精の成形機を利用してきたおかげだ」と大変ありがたいお褒めの言葉をいただいたことがあります。当社の経営理念は“人間社会を豊かにする”ですが「これこそが豊かさを実現した一つの形では?」と痛感した出来事がありました。それまでは漠然と、世界で貧しい暮らしをしている人々の生活が少しでも向上するように、途上国へ利用しやすい成形機を提供できればいいな、と思ってしましたが、身近な先進国の日本でこうした形で豊かさを実感できるとは思っていませんでした。

自分が目指すキャリアビジョンと学生へメッセージ

入社前から環境問題に関心があり、日精樹脂工業では生分解性樹脂PLA成形技術に力を入れていたため、自分も環境問題の解決に役立ちたいと入社を決めました。自分が営業としてお客様へPLA成形を広めていくことができれば、少しでも解決に繋がっていくと思います。ただしお客様の中には「成形が難しいのであきらめる」とお話しされる方もおり、自分がもっと知識を持ち、お客様が納得の上で導入してもらえるよう、しっかり説明ができるようになりたいと思います。それが自分の目標とする、環境問題の解決に貢献する営業マンの姿です。学生の皆さんも将来の仕事を模索して活動をしていると思いますが、何か一つ、自分が夢中になれることを見つけられれば、目標達成に向け仕事に集中できると思いますので、私が日精樹脂工業と出会ったように、運命的な出会いを見つけていってください。

生産の仕事


生産部門は、
グローバル生産体制の強化をミッションとし、世界5極生産体制により生産能力を増強するとともに、生産技術力と品質保証体制を強化しています。グローバル調達体制の強化と、内製化率向上により更なるコストダウンを図っています。
生産技術 生産環境の整備を提案し、生産効率アップや品質の向上など、生産現場に密着した仕事です。
調達・購買 機械生産に欠かせない部材の調達や生産工程の管理、新規調達先の開拓などの業務を行います。生産を計画手配・統制し、生産全般をコントロールする仕事です。
機械製造 射出成形機を部材から加工し、組み立て、完成品としてお客様へお届けできるよう検査を行います。
品質保証 お客様に安心安全に利用していただくため射出成形機の品質を維持し、不具合があれば原因を追究し、改善していく仕事です。

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生産20代の若手男性社員(担当する仕事と1日の様子)P1140295トリミング後201
7:50 会社寮を出発
8:00 会社へ到着
8:20 始業、朝礼
8:30 メール対応
9:30 会議へ出席
11:00 自席で業務
12:00 食堂で昼食
12:40 メール対応
13:00 システム処理
15:00 休憩
15:10 海外web会議
17:00 会議結果まとめ、海外含む社内情報共有
18:00 終業、帰宅

担当する生産管理の仕事について

現在は成形機の射出機構に関する部品の発注及び海外工場の生産立ち上げ業務を行っております。成形機は型締機構と射出機構に分かれており、射出機構は、樹脂を溶かし、型締機構に流し込む役割を担っており、プラスチック成形品の出来に強く関わってきます。そのため、お客様のニーズに合わせた特注の射出機構の注文が多く、その都度国内・海外から理想の部品加工先を選定し、射出機構の品質向上に日々取り組んでいます。また昨年の海外出張を皮切りに海外生産立ち上げ業務の最前線で自分が担当しており、コストを抑えた海外現地の部品調達率100%の機械生産を実現すべく、グループ内および現地サプライヤー側と調整のため、試行錯誤しながらも目標に向け取組む充実した日々を過ごしています。

日精樹脂工業へ入社した理由

自分は学生時代から貿易の勉強と英語など語学の学習に励んでいたので、将来はメーカーに就職し海外工場で現地調達に携わり、世界の物流を盛り上げていきたいという夢を抱いていました。就活を進める中で、自分の夢を実現できると確信できたのが日精樹脂工業でした。参加した会社説明会では海外生産の強化について説明があり、中国/タイ/アメリカ/イタリアの生産工場でも特に中国の太倉工場で、現地調達率アップへ取り組んでいる、と説明を受け、自分もこうした海外工場の仕事に加わり、日精樹脂工業の海外ネットワークに貢献したいと感じたのが、入社を決断した理由です。

入社後、自分が成長できたと思ったこと

仕事では、様々な知識を日々吸収できています。例えば、加工に関する知識や部品のコストダウン交渉など、社外との情報交換や交渉の仕方など、学生時代は経験できなかったことが実務を通じて習得できています。また仕事以外にも、射出成形技能士2級を取得し、社内語学スクールを受講して英語とイタリア語の学習に取り組みました。英語はTOEICを受講したら、学生時代を20点以上も上回る825点を取得することができ、社内語学スクールで学んだ甲斐がありました。また、昨年は貿易の国家資格である通関士資格の取得にも成功しました。

就活中の学生へ送るメッセージ

一つでも多くのアピールポイントを作り、後悔のない就職活動をしてください。日精へ入社したなら決して期待を裏切らない理想の会社と思いますので、私たちと一緒に世界で活躍していきましょう。

経営企画・財務・人事・総務の仕事


その他にも、本社機能としてグループ全体を統括する仕事があり、経営資源「ヒト・モノ・カネ・情報」の最適化や効果最大化を図り、グループ全体の基盤を強化に繋げつつ、技術・営業・生産の各部門を支える、縁の下の力持ちの役割を担う仕事です。

経営企画 経営戦略、事業計画、IRおよび情報の適時開示、株主総会運営、法務など
財務 管理会計、税務会計、財務会計、原価管理および海外関連子会社支援と海外拠点の経営管理など
人事 採用や教育のほか、社員がやりがいを持って働ける制度作り、働き方改革を推進する施策など
総務 社内諸規程の制定改廃の公布および管理、社内設備の維持管理、労働安全衛生に関する業務など

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人事20代の若手女性社員(担当する仕事と1日の様子)
P1140298トリミング後201
7:30 自宅を出発
8:00 会社へ到着
8:20 始業、朝礼
8:30 メール確認
9:00 勤怠データ
10:30 給与計算
12:00 昼食(弁当)
12:40 メール確認
13:00 就業報告書
14:00 制服管理
15:10 学生対応
15:45 採用説明
16:00 応募管理
17:00 業務報告
17:20 終業、帰宅

担当する仕事について

所属する人事部は、幅広く全社的な業務になるため、いろいろな業務に挑戦することで自分の知識や経験を増やすことができます。経験を積むことでスキルアップを目指しています。当社では女性が活躍する職場の拡大や、女子学生に向け採用イベントなど新しい取り組みを行っており、事業主行動計画でも掲げている「2026年までに女性正社員の割合を20%以上とする」という目標を達成できるよう、自分が少しでも貢献できるようにしたいです。

日精樹脂工業へ入社した理由

就活では他の企業もいろいろ検討しましたが、日精樹脂工業は開発から製造、販売まで全て自社で一貫して行っている点、また長野県からグローバルに展開している点を知り、品質の良い製品やサービスをお客様に提供して、多くの人々の暮らしを支えていると感じたからです。また、福利厚生制度が整っていると紹介があり、入社した今、長く働ける会社だという点はすごく実感できます。

仕事のやりがい

自分が取り組んだ女性活躍の認定「えるぼし認定」や育児との両立支援「プラチナくるみん認定」、さらに長野県の認定なども取得でき、情報を整理し申請できるようまとめ上げるのは、時間がかかり大変でしたが、担当者として最後まで責任をもって取り組んだことで、認定という確かな形で目に見える結果に繋がったことは、とてもやりがいに感じました。

就活中の学生へ送るメッセージ

人生は一度きりです。皆さんが将来どういった人生を歩みたいのか、数年先だけでなく、30歳・40歳と中長期にわたり、しっかり考えて後悔のない選択をして欲しいと思います。その上で当社が候補になり入社することになったら、一緒に働けるのでうれしいです。セミナーなどで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

募集要項


•応募資格

大学院/大学/短大/専門/高専(専攻科含む)を新規に卒業される方、および既に卒業されている方(ただし過去3年以内程度)

•応募方法

自由応募、推薦応募
※自由応募は、エントリーが必要です。
※推薦応募は、学校より受け付けていますので就職担当教官へお問い合わせください。

•募集職種

技術職(機械設計、電気制御、ソフト制御、等)
営業職(国内営業、営業支援、テクニカル営業、機械サービス、等)※海外営業は国内営業を経験後に可能です。
生産職(生産技術、製造、調達購買、等)
スタッフ職(経営企画、財務、人事、総務、資材購買、等)

•提出書類

履歴書、学業成績証明書

•選考方法

書類選考、適性検査、筆記試験、作文試験、面接試験

•応募および選考の流れ

[STEP.1]エントリー(マイナビ当社ページへ)
[STEP.2]会社説明会
[STEP.3]1次選考
[STEP.4]2次選考
[STEP.5]最終選考

会社説明会を含む選考ではWEBオンライン化により、遠方からの受験も負担ないよう配慮して行っています。全ての選考に合格され当社への入社を同意されると「内定」として、内定者交流や内定式など入社まで継続フォローしています。

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入社を決めた社員の声


男性社員の声(2015年入社)

 

3入社理由01○

私が入社を決めた理由は、幼い頃に祖父が自営でプラスチック成形の仕事をしており日精の射出成形機を利用していたことがきっかけで会社説明会へ参加しました。最後は祖父のようにモノづくりに関わる仕事に就きたいと考え、応募し入社しました。現在、部品加工を行う部署に所属し、大型工作機械オペレーターとして部材の加工を担当しています。上司や先輩は気さくで相談もしやすく、働きやすい職場だと感じています。最近になり次第に大きな仕事を任されるようになり、大変ですがしっかり対応できるよう努力しながら取り組むことにやりがいを感じています。当社では通信教育や資格取得が推進されており、社員一人ひとりの成長が会社のレベルアップにつながると思いますので、確実に自分がレベルアップできるよう、材料ロスや加工ミスを防ぎ環境負荷の低減に貢献したいと思います。

女性社員の声(2018年入社)

 

3入社理由02○

私は出身の長野県で海外に関わることのできる仕事に携わりたいと思い就職活動をしていたところ、日精樹脂工業に出会いました。会社説明会などを通じ、充実した育児介護制度や、新入社員研修にも他社と異なり長く丁寧に育成をしており「人」を大切にしているところに魅力を感じて入社を決めました。現在は主に海外現地法人のスタッフをサポートする業務を担当し、受注案件の管理や機械の仕様・納期についての調整、機械出荷に関わる業務を担当しています。職場には幅広い年代の社員がおり、分からないことがあっても質問してすぐに解決でき、困っていることがあればお互いに助け合う、とても雰囲気が良い職場です。自分が迅速な対応により現地のスタッフに感謝されたときは、自分が役立ったと実感できやりがいを感じます。当社は射出成形機メーカーとして成形の難しい生分解性素材を扱う成形機や環境に配慮した機械開発などに取組んでおり、長野県から世界へ環境にやさしい成形機を広める先駆的な存在となっており、自分が頑張ることで会社に貢献できるよう一つひとつの業務をミスなく対応できるよう日々精進しています。

 

入社後の処遇


•初任給:
 

大学院(修士)   240,000円
大学(四年制)   220,000円
高等専門学校(高専)190,000円※専攻科は大卒に準じる
短学(二年制)   185,300円
専門学校      185,300円

•諸手当:

通勤手当、時間外手当、資格者手当、特別研究員手当、職務手当、家族手当、役職手当、営業所手当、食事手当、単身赴任手当、海外勤務手当ほか

•昇給: 

年1回(4月)

•賞与: 

年2回(7月、12月)

•勤務時間:

 8時20分~17時20分

•勤務地:

本社および国内、海外を含む営業/生産拠点


休日休暇


•休日:

[年間合計123日間、会社カレンダーによる]
週休2日(土日)、夏季休日(8月)、年末年始休日(12月1月)、個人別休日制度(12日間)

個人別休日制度(12日間)とは?

当社の就業カレンダーで設定されている休日とは別に、個人別に12日間の休日を設定してお休みできます。会社休日以外に個人の都合でお休みしたい場合は通常、年次有給休暇を申請しなければなりませんが、当社は年12日間の個人別休日制度を導入しており、これにより個人ごと希望日で休日を設定することができるので、金曜日に設定して土日とあわせ3連休で旅行ができたり、役所へ手続きのため平日に休まなければならない場合も個人別で設定して休日を取得することができます。これらは年次有給休暇とは異なる休日であるため、個人別休日の12日間お休みの他に年次有給休暇でさらに希望日にお休みを取ることができます。

•休暇:

年次有給休暇(勤続により10~20日間付与)、全社計画年休(会社設定2日間)、リフレッシュ休暇(個人設定3日間)、ファミリーサポート休暇(育児取得5日間)、慶弔休暇(事由により1~7日間)、転勤休暇(2~4日間)、海外出張休暇(1~2日間)、特別休暇ほか

リフレッシュ休暇(3日間)とは?

当社では年次有給休暇の取得を推進するため、年度初めに全員が3日間のリフレッシュ休暇を設定し、計画的に休暇を取得しています。金曜日に設定し3連休で休む社員もいれば、5月ゴールデンウィークや8月夏季休業、12月年末と1月年始の休業と一緒に設定して取得することで、長期のお休みを利用し旅行などリフレッシュすることができます。


若手社員のつぶやき “入社してから分かったこと・・・”

 
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20代の若手女性社員の声

◊ 就活で興味を持ったきっかけ

日精樹脂工業は、「日常の生活品や産業界、医療など現代に欠かせない様々な製品を作る射出成形機を、世界へ広め多くの人々の生活を支えている会社だ」ということを就活で知って、実際に会社セミナーへ参加して興味を持ちました。

◊ 応募時に感じた不安

大学では経済学を学んでいたので、機械に触れることはまったく無く、むしろ機械に対し苦手意識が強かったので、応募する時「女性に機械メーカーは無理そう」「女性だと活躍できる仕事はさせてもらえないかも」、と不安がいっぱいでした。

◊ 入社後に分かったこと

入社後の研修は男女まったく同じで受講でき、社員に必要な知識をしっかりと学べました。また人事制度が男女の差がなく整っていることが分かり、不安はすぐに解消できました。実際に若手社員でも意見が出しやすいと感じています。

◊ 安心して働ける職場の様子

今は、責任ある仕事にチャレンジできており、先輩から丁寧に教えてもらえ、優しいのでちょっとした相談に乗ってもらえます。また福利厚生などの制度がとても充実していて育児など将来も安心して長く働ける会社だと感じています。

◊ おすすめの就活アドバイス

学生の皆さんも就活していると不安や焦りが出てくると思いますが、自分のやりたいことをよく考え、自分の一方的な思い込みで可能性を狭めずに取り組んでほしいと思います。もしも日精樹脂工業に興味を持ったなら私の経験をお話しできるとと思いますので、その時を楽しみにしています。

福利厚生ほか諸制度


仕事と家庭を両立させることができ、能力を十分に発揮できる職場環境を整備する目的として育児休業・介護休業制度の充実を図り、多様な働き方に関する取り組みとして正社員登用制度や70歳までの雇用制度を導入しています。人材育成・キャリア促進を目的とした様々な社内研修の実施やキャリアポイント面接等を実施していることも取り組みの一環です。


社会的に人材の多様性が求められる中で当社では、女性・外国人・中途採用者の区別なく能力に応じて管理職へ登用する人事制度を運用しております。また多様性は性別、国籍に限らず、年齢、人種、宗教・信条、価値観、更にキャリアや経験、働き方なども含みます。当社は、個々の従業員の多様性を尊重しつつ多様な人材を確保し、全ての従業員が意欲的に仕事に取り組めるよう職場環境づくりや働き方の多様性を推進し、適材適所でその能力が十分発揮できるようにすることを目標としています。

•ワークライフバランス「仕事と私生活の調和」を実現する取り組み(事例:ノー残業デーの実施)

毎週水曜日と月1回給与の支給日(賞与の支給月はさらにプラスして実施)は残業は原則禁止し定時で帰宅するよう、会社ぐるみで取り組んでいます。水曜日は社内放送アナウンスがあり職場では上司から「本日は残業しない帰ること」と通達されます。仕事を残さないよう日中に頑張り、17:20(本社)に定時チャイムが鳴った後は速やかに帰宅しているので、水曜日は会社帰りにジムで気持ちよく運動する社員や、テニスなど汗を流す社員もいます。

残業は実際どのぐらいやっているのか?

月平均15時間
(集計期間2022.4~2023.3、計400名の残業実績より算出した値)

当社の残業時間は1年を平均すると15時間、1ヶ月あたり土日を除くと約20日働くため、就業時間8:20~17:20より、平均すると残業した場合も18時を少し過ぎたぐらいで帰宅していた計算になります。担当する仕事により繁忙があり平均した数値通りに帰宅する訳ではありませんが、当社は社員の健康維持のため残業が多くならないように原則、夜22時以降の残業を禁止し、1日あたり3時間超の残業も禁止するなど、さまざまな制限を設けることで、社員は安心安全に働ける職場になっています。また健康を守るため、年間でも360時間を超えてはいけないルールを厳守しており、平均すると月30時間が上限のため、同様に1日換算すると1時間30分になることから、当社では前年度、どんなに忙しい社員も平均的には夜19時を過ぎたぐらいで帰宅していた計算となりました。

•育児支援制度:

育児休業制度、短時間勤務制度(小学校卒業まで)、子の看護休暇、母性の健康管理措置など(育児休業取得や育児のための短時間勤務は多数の利用実績あり)。

[プラチナくるみん認定]

厚生労働大臣から子育てサポート企業として認定された企業のうち、当社はさらに両立支援の取り組みが進んでいると一定の要件を満たしている企業として認定を受けています。
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育児制度を利用した社員の声(技術部門の男性社員)

このたび次女の誕生にあわせ、「ファミリーサポート休暇」を取得しました。この休暇は当社独自の育児支援制度の一つとして、取得する育児休業期間のうち、5日間まで復活有休(←取得期限切れの有休を積立し入院治療等で利用できる当社制度)を育児でも取得できるため、収入面に影響を受けずに積極的に育児休業を取得できます。今回、私も月~金まで5日間のファミリーサポート休暇を取得し、前後の土日をあわせて丸々1週間の育児休業として、育児に専念することができました。2歳になる長女の世話はもちろん、食事や洗濯など家事全般を引き受け、家庭内でやることは膨大でしたが何とか乗り切ることができました。年末年始休業など1週間お休みといえば通常は長いと感じるものですが、今回は忙しさのあまり、あっという間に過ぎ去ってしまいました。これまで平日は、朝晩のわずかな時間しか長女と関われませんでしたが、育児休業中は1日中、子と触れ合うことができ、親子間でとても濃密な時間を過ごすことができました。また生まれたばかりの次女が毎日少しずつ成長していく姿を間近で見守れたこと、家族として一緒に育児に取り組むことができたこと、この制度を利用したことで気づいたことも多く、私自身にとってもかけがえのない経験ができ、幸せに感じました。職場では私が担当する業務への問い合わせ等は同僚に対応してもらうことができ、おかげさまで育児休業後はスムーズに仕事に復帰できました。現在は長女の保育園送迎のため、平日の朝と夕方に時間有休を使うなど、仕事と育児の両立に取り組んでいます。理解ある職場や上司と同僚の協力のおかげで積極的に育児に専念できる環境を整えることができ、本当に感謝しています。必然的に仕事時間は限られてくるため、ミスなく質の高い仕事ができるよう集中して取り組んでおり、成果を出せるよう精いっぱい頑張っていきたいと思います。私自身が仕事と育児をしっかり両立させられれば、これから育児を迎える若い社員など、他の社員の参考にもなると思います。近い将来、男性が仕事だけでなく育児にも積極的に取り組むことが当社のスタンダードになればよいと願っています。

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•健康づくり支援:

健康診断補助、生活習慣病健診補助、人間ドッグ健診補助、婦人科健診補助、特殊健診補助、インフルエンザ予防接種補助、産業医健康相談、救急蘇生法(AED)講習会など

[健康経営認定]

当社は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが優良であると認められ、健康経営優良法人(大規模法人部門)として認定されています。健康経営優良法人は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

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当社ウォーキング活動の取り組み紹介

メタボ率△10%に向けた体重減少等を狙いとする健康増進活動として、歩数アップによる運動習慣の促進を目的として7月から12月までウォーキング活動を実施しています。長野県が主催する健康づくり活動へも当社からはウォーキングにエントリーしています。ウォーキング活動期間中は、運動習慣の促進に加え、ウォーキングの話題をきっかけとする参加者間のコミュニケーション活性化にも繋がっています。本社は東京ドーム3個分ほどの敷地面積を有し、食堂で昼食後、昼休みに本社周りをウォーキングすると程よい距離を歩くことができ、食後15分間の有酸素運動は医学的にも健康効果が認められており、食後習慣としてウォーキングする社員がいる等、休日も含め各自が健康増進に意欲的に取り組んでいます。

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•女性活躍推進:

女性社員の割合20%以上を目標にして、女性採用を拡大させるため募集要項を見直し、女子学生を対象とした技術・製造系職場見学会を開催し、女性応募を増やすため女性社員により女子学生へ向けて当社の魅力を発信しています。また女性管理職比率8%以上を目標にして、キャリア面接を実施し管理職が社員の昇格昇進の計画を作成し、管理職・係長職候補となる社員へ候補者研修を実施しています。

[えるぼし認定]

厚生労働大臣から当社は女性活躍を推進している企業として認定を受けています。
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活躍する女性社員の声(技術部門、勤続20年以上)

 射出成形機の心臓部とも呼ばれ、プラスチック成形に欠かせない樹脂を溶融する加熱筒を中心に可塑化部品の設計に長年携わっています。お客様からは設計変更の要望が多く寄せられるため、納期内に出図できるよう作業に優先順位を付けながら設計しています。「射出成形の良否は可塑化が全て」と言っても過言ではなく、成形機の性能に影響が大きい部品の設計を担当しているため、ミスが許されないことで少なからずプレッシャーはありますが、お客様の求め通り無事、出図を完了できたときは、ほっと安心すると共に達成感を感じます。

 入社して20年以上、技術を担当していますが、これまでに結婚して出産、育児休業、そして育児短時間勤務と仕事と家庭を両立しながら、キャリアを積み上げてくることができました。会社に制度が整っていたのはもちろんですが、上長を始めとする職場の理解があってこそ続けてこられた話なので、理解ある職場にとても感謝しています。

 平日は仕事で忙しいですが休日は家族と過ごし、冬はスノーボードに出かけたり、夏はキャンプへ山に出かけたりと充実した生活を過ごすことができています。思い返せば20数年前「技術者になろう」と就職活動をしていた学生の頃の目標は一旦、達成できているのかな?、と実感はあるものの、技術の中でも特に可塑化は、深く深く追究していかなくてはならない分野のため、これからも頑張って仕事に取り組み、技術者としての研鑽を続けていきたいと思います。

•ダイバーシティ推進:

社会的に人材の多様性が求められる中で、企業が新たな成長を実現するうえで、経営陣や中核人材に多様な視点や価値観を備えることが求めらますが当社は、女性・外国人・中途採用者の区別なく能力に応じて管理職へ登用する人事制度があります。また多様性は性別、国籍に限らず、年齢、人種、宗教・信条、価値観、さらにはキャリアや経験、働き方なども含みます。当社は、一人ひとりの多様性を尊重しつつ多様な人材を確保し、全ての社員が意欲的に仕事に取り組めるよう職場環境づくりや働き方の多様性を推進し、適材適所でその能力が十分発揮できるよう取り組んでいます。

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•福利厚生など各種制度:

社員持株会、団体保険(生命、医療、介護、火災、自動車、スキースケート、ゴルフなど)、財産形成貯蓄、確定拠出年金、社員表彰、制服補助、食事代補助、クラブ活動(野球、テニス、山の会、茶道など)、社内レクリエーション(ソフトボール大会、社員バスツアー、夏休み家族職場参観、ボウリング大会)、 借上寮・社宅、社員食堂、保健室、グラウンド(サッカー場、野球場)、射出成形機資料館など

 

教育・研修制度


会社が持続的に成長を続けていくためには、一人ひとりの社員の成長が欠かせず、当社では人材育成に力を入れています。具体的には階層別研修、営業マン・サービスマン研修、管理職研修、女性アドバンス研修等の社内研修会を定期的に実施しており、多様なバックグラウンドを持つ従業員がそれぞれのステージで十分に能力を発揮できる職場環境の整備を進めています。


人材育成方針

当社は「世界の日精 プラスチックを通して人間社会を豊かにする」という経営理念を掲げており、社会課題を解決しながら、お客様や社会が求める新しい価値を生み出すことが当社の使命であり、存在意義であります。 経済のグローバル化により、当社を取り巻く環境は目まぐるしく変化し、世界情勢の影響を受けるリスクが増しています。また、デジタル化の進展により従来の産業構造が大きく変化しています。射出成形機業界のリーディングカンパニーとして社会の変化に柔軟に対応し、環境に配慮した革新的な技術開発により、業界の常識を覆す製品、お客様が儲かる生産システム、質の高いサービス、ソリューションを提供して求められる価値を創出し続けることが不可欠です。 社会に必要とされる企業であり続けるには、スキルが陳腐化しないよう主体的にキャリアを形成し、新たに必要とされる能力開発が自律して継続できる人材が求められます。また、持続的な成長の実現にはリーダーシップを発揮するグローバル人材やデジタル人材、多様な経験や個性ある人材、様々な専門性を持つ人材が必要です。適正な人事制度により、能力に応じた公正な処遇を実現して働きがいの向上を目指します。 会社にとって社員はかけがえのない財産であり、社員が健康で最大限の能力を発揮して会社とともに成長する仕組みや制度の整備に取り組みます。

[求める人財像]

 経営理念に共感し、社会課題の解決に取り組める人財
 課題解決のための新しい価値の創出に向けて、専門性を自ら高める人財
 リーダーシップを発揮するグローバル人財

教育制度
    • 新入社員研修

4月入社後から2ヶ月間かけて行い、学生から社会人へ意識変革を図り必要なビジネスマナーを着実に習得し日精社員の基礎的な資質を高める集合研修です。入社初日に行う入社式へ出席後、1日目から早速、新入社員研修に入ります。学生の間は1日8時間も教室で勉強することはなかった新入社員は、入社後は8時間働くことの大変さ、給料(お金)を稼ぐことの厳しさ、プロとして意識を自覚するところから学び、2ヶ月経つころには先輩社員に早く追いつこうと引き締まった表情で研修に取り組む新入社員に生まれ変わる、内容の濃い新入社員研修を行っています。


    • 仮配属研修

3ヶ月目から行う仮配属研修は3ヶ月間×3クール(6~8月、9~11月、12~2月)計9ヶ月間かけて自身が希望する職場で研修を重ね自らの職務適性を検討できるため配属されてからの不安を事前に解消でき、当社は配属アンマッチを徹底して防ぐ研修制度になっています。仮配属研修は職場で実際の業務に携わる研修となりますが、入社から継続して人事部が新入社員一人ひとりをフォローするため、毎月の人事面談により仕事の様子を確認するほか毎週、仮配属研修レポートを人事部でも確認し、研修が順調にいくよう丁寧に確認を行います。


    • 女性活躍支援研修

えるぼし認定取得している当社は行動計画にて女性社員比率20%女性管理職比率8%に向け、計画的な女性のキャリアアップを支援するため定期的に研修を開催する他、管理監督者の候補として集中して育成を図るため、女性アドバンス研修を開催して管理監督に必要となる知識を広げるため、部門横断的に各々の部門から講師を選出し、将来の管理監督者としての育成を図っています。


    • 社内語学スクール

グローバルなビジネスに関わる社員は多く、海外拠点への転勤のほか、毎年世界各地で行われる展示会へのブース出展等、海外へ出張する仕事は多く、グローバルに対応できる人材育成を目的に語学力強化にも力を入れています。社員が受講しやすいよう社内へ外部講師を招いて開始した社内語学スクールは10年が経過し、今ではグループレッスンだけでなく多様なニーズに応じてプライベートレッスンやオンラインレッスンなど受講環境は向上しつつあります。さらに当社グローバルビジネスの拡大と共に学ぶことができる言語の種類も増え、現在は英語、中国語、イタリア語を学ぶことができ毎年、新入社員が積極的に受講しています。


    • 日精スクール

「成形技術の門戸を開き、業界発展のために貢献したい」当社が掲げる理念の下、1968年2月開校以来39,000名超もの修了者を数え、射出成形を正しく安全に使用する技能を習得でき、プラスチック射出成形に関する技術・技能の教育センターとして、成形業界全体の健全な発展に貢献している日精スクールで当社の従業員は一から学ぶことができ、新入社員も全員が学ぶことで入社1年目で技能検定に合格できるレベルの技能を習得できます。


    • ほか能力向上やスキルアップを目的に受講する研修

職場OJT研修、階層別研修、新任管理監督者研修、海外勤務者研修、システム研修、通信教育ほか

 

3研修受講

資格取得制度

様々な国家資格の取得に対する支援制度あり、プラスチック射出成形技能士検定においては8割の社員が合格し特級~3級までの技能士資格を保有しています。


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