NISSEIの
意志
価値共創
射出成形が生み出す、
新たな価値を求めて。
射出成形機は、効率よく様々なプラスチック製品を量産します。
創業当時、モノ不足と貧困にあえぐ戦後の日本において、
プラスチックの可能性に魅了された創業者青木固は、
身近なプラスチック製品の成形加工を開始し、
その後射出成形機メーカーに転じ、開発の歩みを進めてきました。
そして今、射出成形機が生み出す製品によって、
食品や医療をはじめ様々な物資が世の中に行きわたり、
安心で安全な豊かな生活が成り立っています。
しかし、その一方で環境問題や貧富の格差など、
新たな課題に直面していることも事実です。
本当の“豊かさ”とは、何か。
地域から世界、そして地球環境にまで想いを巡らせ、
成長の恩恵を共に分かち合える社会の実現に貢献したい。
私たちは、射出成形機専業メーカーとして、
自然環境への対応はもちろんのこと、
モノづくりの現場の高度化と働く人びとの環境の在り方も含め、
射出成形の可能性を追求し、新たな価値共創に挑戦します。
射出成形が生み出す、
新たな価値を求めて。
想い
常に新しいことに
挑戦し続けてきました
プラスチック射出成形という狭い分野において原点である「成形現場」の姿を成形機づくりに反映させ、深く技術を追求し、その技術を広く応用するという創業者の想いを忘れずにモノづくりに取り組んでまいりました。
これからもグローバル市場において創業者の想いを忘れずに技術開発に取り組んでまいります。
意志
狭く、深く、そして広く
NISSEIの意志をカタチに
日本の製造業は21世紀に入り多くの難しい選択に迫られていますが、
復活の鍵は、日本が従来持っていたノウハウそのものです。
それこそが「エンジニアリング・デザイン」であり、
日精樹脂工業は、お客様1社1社が持つ
固有のエンジニアリング・デザインを更に強化する
(=Reinforcing an Engineering Design)提案を行っていきます。
この活動を私たちは“NISSEI RED”と呼んでいます。
NISSEI REDの想いから生み出される製品
お客様の課題視点で求められるソリューションを先取り
インダストリー4.0への対応
日精樹脂工業は、他社に先駆けてOPC UAへ対応するなど、共通規格への適合を進めています。また、シームレスな機器連動を実現するため、周辺機器メーカーにも積極的に働きかけを行っているほか、ERP/MESとの接続のためにグローバルで広がる標準規格に対応した機器を実装しています。
グローバル対応を見込んだ製品開発
ものづくりの現場は、グローバル化の進展とともに、デジタル化が進み、大きな変革の時期を迎えようとしています。「インダストリー4.0」や「デジタル・ツイン」の潮流も今、その真価が問われようとしています。日精樹脂工業は、射出成形機の専業メーカーとして「お客様の課題解決に何が必要か」を研究・開発しています。
NISSEI REDを支える培われた強み
「環境対応技術のビジネス化」
により
さらなる成長を目指す
ステークホルダーにさまざまな価値を提供できるように取り組んでまいります。
PRODUCTION STRUCTURE
グローバル市場に対応する世界5極生産体制
日本を含む世界に5拠点の生産体制により生産能力を増強するとともに生産技術力と品質保証体制を強化、グローバル調達体制の強化をしています。部品・部材の内製化は、CO2の削減などSDGsへの取り組みにも寄与しています。
TECHNOLOGY
独自の技術
1947年の創業時、当社は成形加工業を営んでいました。成形の品質、生産性を追求するうちに射出成形機の改良、開発を行うようになり、1957年には射出成形機の販売を開始し、成形機メーカーに転身しました。現在は、国内唯一の射出成形機専業メーカーとして、「成形の理」を考え抜き、常に新しい射出成形技術を開拓し続けています。
SALES & NETWORK
国内外80ヵ国への販売実績とネットワーク
NISSEIブランドの射出成形機の輸出仕向け先は80数カ国を超えており、それぞれの国や地域の産業の市場ニーズにきめ細かくお応えすることで、信頼というネームバリューを築いています。海外子会社・海外事務所14拠点を中心に、世界23カ国47カ所に展開する販売・サービス拠点により緻密な海外ネットワークを形成していいます。
NISSEIのサステナビリティ
持続可能な社会の実現に向けて
経営理念である「世界の日精 プラスチックをとおして人間社会を豊かにする」は、社会課題の解決であると認識してプラスチック業界全体が真の地球環境の保全に当たるよう業界をリードしてまいります。