日精樹脂工業株式会社

長年蓄積された油圧駆動技術と、最新のサーボモータ駆動技術を組み合わせたXポンプシステムは、サーボモータの回転数制御によって必要な時に必要な回転数のみで駆動させる方式のため、非常に効率的で、大幅な省エネルギー化を達成します。さらに射出の繰り返し安定性、低速・低圧領域での制御性に優れていることから、様々な成形品の高精度化・高品質化を実現します。

画面の大型化や操作パネルの新設計、便利で使いやすい高付加価値ソフトの搭載により作業性・操作性が向上しているほか、品質・生産管理機能の強化も図りました。操作パネルはフラットシート設計とし、シートスイッチ方式を採用、 画面は15インチLCDの縦長配置で、上下に2画面を表示できるなど、視認性と操作性が大幅に向上しました。 これまで熟練技能者に頼っていた歩留まりを向上させるための成形条件設定を簡略化することで、"らくらく設定"により不良率の低減を実現させます。その他にも、新機能の段取画面や設定器の説明表示機能などにより、金型取付から量産開始までの立上げ時間の短縮と、簡単・確実な操作を可能にしました。